イノベーションのための
Design Thinking
Design Thinkingはビジネス・リーダーの間で多くの支持を得てきました。Design Thinkingは、これまでビジネス戦略に着手する際に用いられ、イノベーションと持続可能な成長に効果的な推進力として認められています。シンガポールは、 民間や公共・国民生活のセクターでDesign Thinkingを浸透させる国家的な枠組みを創設し、イノベーションと創造的な起業のための新しいアジアのハブへと発展させてきました。今日、Design Thinkingはシンガポールの多くの政府機関や企業によって広く受け入れられ、導入されています。
でもDesign Thinkingって何?
Design Thinkingとは、ユーザーを中心とした創造的な問題発見と反復的・協働的な方法論であり、イノベーティブなプロダクト、サービス、プロセス、さらには社会的挑戦に関して、産業を問わず適用することができます。
なぜワークショップに参加すべきなの?
Design Thinkingは既存の解決法を改良することにだけ焦点を当てるのではなく、新たなユーザー主導のイノベーティブなソリューションを発見する上での課題とチャンスについて検証していきます。このワークショップでは、参加者がイノベーションによる成長の創造的かつ効果的に追求するために必要なツールと方法を用意しています。
ワークショップは、Thierry DoとShang Limによって行われます。このふたりはシンガポールのDesign Thinkingのリーダーで、シンガポールにDesign Thinkingの様々な可能性を浸透させる国家的な枠組みを主導してきました。シンガポールの「デザイン2025マスタープラン」のもとで「Design Thinking・イノベーション・アカデミー」を立ち上げ、公務員からCEOまで6000人以上の方々に対しDesign Thinkingを活用するためのトレーニングを行ってきました。日本でも、のべ300人以上の企業経営者や管理職の方々に対しDesign Thinkingのトレーニングを行ってきました。ワークショップでは、参加者の方々がDesign Thinkingを理解し、所属する組織で活用できるように指導いたします。
ワークショップ概要
計 4 日間のワークショップでは、デザイン思考のプロセスを通じて、
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お客様が何を必要としているか、何を欲しがっているかを理解し
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どこに新しいイノベーションのヒントがあるかを探り
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生まれたアイディアを素早く形にし、検証し、お客様にテストしてもらう
というデザイン思考のプロセスを実際に体験します。イノベーション創出に関わる方にはうってつけのワークショップです。
参加対象者はどのような人?
イノベーションを起こそうと考えている経営幹部、管理職、スタッフ、どなたでも歓迎です。 部門は問いませんが、少なくとも3~5年の実務経験は必要です。
ワークショップについて
このワークショップは、実体験を通じて学ぶワークショップです。参加者は、「商品・サービスを通じてお客様に新しい体験をしていただく」という仮想プロジェクトの中で実際に作業することで、デザイン思考のプロセスを体験します。
デザイン思考のプロセスは、理解(Understanding)、探索(Explore)、テスト(Test) の3つのフェーズに分かれており、参加者は段階を追って、調査、分析、発想、プロトタイプ化、ユーザーテストといった作業を行います。このようにステップ・バイ・ステップで作業を進めることにより、参加者は体系的にデザイン思考を身につけることができます。
ワークショップで身につけられること
このワークショップを通じて、参加者は以下のようなスキルを身につけることができます
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デザイン思考の理念の理解
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ユーザーの欲求を理解するためのフィールドワークの実施
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イノベーティブなソリューションの発見
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クリエイティブなツール・手法を用いたアイディアの探索
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付加価値のある提案の策定
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コンセプトを検証するためのプロトタイプの作成
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評価テストの実施
過去の参加者のリスト (日本の組織)
ANAシステムズ株式会社、富士通株式会社、インフォテック株式会社、インフォシス、コニカミノルタ株式会社、日立製作所、日本航空株式会社、日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、マツダ株式会社、明治安田システム・テクノロジー株式会社、三菱商事株式会社、三菱電機、オカムラ株式会社、野村総研、日本電気株式会社、NTTデータ、三井住友銀行、東京海上ホールディングス株式会社、東京ガス株式会社など。
過去の参加者のリスト (シンガポールの組織)
農業食品と動物の権威、コミュニティ開発評議会、DesignSingapore Council、教育省、貿易産業、国立図書館委員会、シンガポール国立大学、シンガポール航空会社、シンガポール宝くじ、シンガポール観光局、シンガポール住宅開発委員会、シンガポール経済開発委員会、シンガポール国家裁判所など。